登り窯 窯焚き2009写真をクリックすると大きなサイズで御覧いただけます。

窯入れ
1 窯入れ
成形場から運んだ'生せと'を支柱や焼き板で作った棚やサヤ(耐火土でできた箱)に詰めて窯の中に入れます。品物を窯に入れた後、レンガや土で入口を塞ぎます。
2 大口焚き 9月8日午前11時
窯焚きの成功を祈り、生田宮司に祝詞をあげていただいた後、窯に火を入れ一番下の大口からゆっくりと窯全体を暖めながら徐々に温度を上げてゆきます。
大口の炎
3 横焚き  9月9日夕刻
大口が充分温まったら、大口の穴を塞ぎ上の窯移動し、窯の両側から、息を合わせて薪を投げてゆきます。
激しい炎に包まれている器たち 4 窯焚き終了 9月10日 深夜
窯の温度が1300度前後に到達したら、窯焚き終了です。全ての穴を塞ぎ数日間かけてじっくり冷まします。窯出しをするのが待ち遠しく、待っている時間がとても長く感じます。
 
焼き上がったばかりの器たち 5 窯出し 9月14日 朝
右側のレンガで塞いだ扉を開け、そこから焼きあがった作品を取り出します。納得のいく作品や、思いがけない作品に出会えたときの感動は大変大きいものです。